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鍵盤の奥にばね??
こんにちは〜
今回はいつもとはちょっとだけ違う特別企画!!
ピアノの心臓部とも言われるアクションの仕組みご紹介回です!
タイトルの通り、音を出すために必要なバネに着目していきます。
◎アクションって何?
先程の文章に出てきたアクションとは…?
それはズバリ、弦を叩いて音を出すための鍵盤の奥側にある装置です。
ピアノを弾く人にとって、鍵盤の操作はとーっても重要!!
自分の思い描く音を出す為に、全神経を指先に集中させて弾くと思います。
奏者の音楽表現を限りなく正確に再現してくれる部分の総称が、アクションです。
その中でも鍵盤の連打性に大きく影響を及ぼす部品の役割をご紹介!
◎ピアノの特性
まず、ピアノの音が出る仕組みについての説明です。
ピアノという楽器の発音源は鍵盤から向かって奥側にある「弦」という部品です。
そうそう、ハープやギター、ヴァイオリンなども弦が使われていますよね!
それらの楽器と同じように、ピアノも弦が沢山張られているのです。
そして、他の弦楽器と異なる最大の特徴は「弦を叩いて音を出す」という仕組み!
弦を直接はじいたり、擦ったりするのではなく、
「鍵盤を指一本で押しただけで均等な音が出る」必要があります。
◎アップライトピアノの宿命
グランドピアノでは、鍵盤の上下運動に
従ってアクションも上に持ち上がり、
床と並行に張られた弦を叩いて音を出します。
しかしアップライトピアノは弦が床に対して
垂直に張られているため、弦を叩いて音を出す為には
鍵盤の上下運動を前後運動に変換する必要があります。
グランドピアノは、鍵盤から指を離すと
アクションは重力に従って元の位置に戻りますが、
アップライトピアノでは元の位置に戻す為に
バネの力を借りる必要があります。
バネがないと、鍵盤を押した後にそのまま戻って来ず
連打するのに支障が出たり、音量調節がうまくできない
といったことが起こり得ます。
ということで、今日はアップライトピアノにおけるバネの
重要性についてご紹介させて頂きました!!
次回は実際の部品を見ながらご紹介します!!
是非またご覧くださいませ♪
それでは本日もお付き合い頂きありがとうございました〜