こんばんは。

アクション修理が終わり、整調に入りますが、その前に

整調前に修正したり、ピン磨きや掃除をしていきます。

鍵盤の角度を考慮し、バックレールクロスを交換しました。

キャプスタンボタンがネジの下まで下がっていて、調整がきかない状態だったので、ワイヤーを短くして対応します。

フロント、バランスピンの磨きもしました。

整調前作業が終わり、ここから通常の整調に移ります。

一部作業を……カラとり

鍵盤間隔、傾き、ならし

このほかにも、鍵盤あがき（深さ）、接近、ダンパー調整など……何度も整調工程を繰り替えし精度をあげていきます。

キャプスタンボタンの黒鉛を磨くだけでも音やタッチ感が変わっていきます。

今回写真にはありませんが整調以外にも整音、調律を並行して作業していき、ベルトーンの内部作業が全て終わりました！！

ピン板や響板修理などもあり、長くこのベルトーンの作業をして参りましたが、無事形になり良かったです……。

年明けにお客様の元へ行きます。たくさん弾いてくださると嬉しいですね。

今日はここまで。