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鏡よ、鏡、ありのままを写して
こんにちは〜ピアノ修理のプログレスです‼︎
長らくお待たせしました、
本日はついに塗装の最終回です!
それにしても…タイトルが独特ですねΣ(‘◉⌓◉’)
これについては後々…(¬‿¬)
ではいきましょ〜
まずこちら、前回の塗装風景ですが…
部品の表面の光が均一ではないのが見えますかね…?
これは「ゆず肌」といって、塗装後は塗料の表面が凸凹しているのです。
不格好なので、これを平にして艶を出したいと思います。
かくなるうえは……!!
ヤスリがけ、ラウンド2です!!
この削り作業は「水研」とも言って、一昔前は水を用いて
研いでいたそうです!すごいですね。
今回は手作業と機械を用いて行いました!!
まだまだ途中経過にはなりますが、
ヤスリもどんどん目が細かい物を用いることで
表面の傷を無くして滑らかにしていきます。
ヤスリが違うとこんなにも見え方が変わります。
どんどん滑らかになることで、見えなかった傷なども
目立つようになってくるのでそういった粗をひたすら無くします。
ヤスリも極めるとだんだん周りの景色が反射して見えてきます。
そんな頃合いになったら、いよいよ艶出し作業です!!
照明を当てながら細かい傷を目立たなくしていきます。
上のような縦に回転する道具を使ったり、
横に回る道具を使ったりして磨きます。
コンパウンドという研磨剤も傷の状態に合わせて変えており、
研いているうちに細やかな傷も目立たなくなっていきます。
傷がないか蛍光灯に当てて確認!!
目に見えないようなとっても細かい傷があると、
蛍光灯の光が少しぼやーっとして見えます。
鏡のようにありのままの景色が映り込むようになるまで、
同じ作業の繰り返しです✨
タイトルはココから考えました(^▽^;)
最後の仕上げとして、弊社ではガラスコーティングをしています。
滑らかな肌触りになり、手垢が付きづらくなるだけでなく
傷もつきづらくなります。
効果は半年ほどですが、そう言った工夫も心がけてます😉
ということで!!
完成しました〜!!
綺麗な鏡面塗装に……って綺麗にしすぎて
作業場の状態が丸わかりですね?!?!?!
この結末は予想してなかった…😅
長い特集でしたがここまでお付き合いいただき、ありがとうございます‼︎
ではまた次回!!