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長年お疲れ様、塗料
こんにちは〜
今回は、ピアノの外装を全部塗り直す全塗装…!の下準備を行なっていきたいと思います!
長年使っていると、物をぶつけたり、何か液体がかかってしまったり、丁寧に扱っていたはずなのに元の輝きが失われてくすんできてしまったり…
ピアノの中で最も目立つパーツでもあるために、弾くモチベーションにも影響してくることもあるかと思います。
そのようなピアノの塗装を新品同様に綺麗にするため、今回は元々ピアノについていた塗料を全部剥がしていきます。
割れたり欠けたりしている傷部分も全部塗料と共におさらば!
新たにペイントし直す前作業編です!早速見ていきましょ〜
ひとえに塗装といっても実は塗料の種類もいくつかあり、塗装の剥がし方もそのピアノに元々ついているモノによって異なります。
ひたすらヤスリをかけて剥がす必要のあるものもあればのみで剥がすもの、溶剤で剥がすものなど多種多様です。
今日ご紹介するのは溶剤で溶かす剥がし方になります。
使う溶剤はアセトン!
身近なものといえばマニキュアの除光液にも使われているものです。
この溶剤をかけて剥がれてきた元塗料を取ると…
⬇️これが元の状態
⬆️剥がした状態
なんと木が見えてきました!!
ピアノが木でできていると実感できる画像ですね(*‘ω‘*)
⬇️実際に剥がしている様子
ちょっとだけセンシティブ画像かも…?
カチカチの塗料が溶剤でドロドロな状態になりました‼︎
今回は、あまり見る機会のない工房限定での作業のご紹介でしたが
いかがだったでしょうか?
塗料を剥がす作業だけでしたが、次回は新しく塗り直して
ピアノが生まれ変わる様をご紹介していきたいと思います‼︎
それではまた次回!
ご覧いただきありがとうございました〜(*´꒳`*)ノシ