ブログ・新着情報
2025.05.07
弦張ってます❗️

一台弦を張って行ってる様子をご紹介!!
いつもこんな感じで弦を張ってるよ〜というご紹介です❣️

まず弦の張力を調整するためのピン
(チューニングピン)に弦を巻き付けます。

こんな感じ!
これを弦の両端に作ります。
長さをしっかり測ることが重要です。

定位置にぽぽんっとおく

打ち込みます

高い音と真ん中付近の音は、
先ほどのピンと反対の場所に位置するピンに
弦を引っ掛けることで2本分の弦に相当します。
ややこしい…😞


🔺上2枚は
チューニングピン付近を安定させるための作業です。

弦の張力を高めます。

弦の振動する範囲を決める・
響板に振動をいち早く伝えるための仲介者
「駒」に弦をかけて確認してます。

しっかり張ったら完成です。
弦を張ったばかりの時はまだピアノが安定しておらず、
弦が伸びることで張力が落ち、結果として音が下がりやすくなります。
しばらくの間は全体的に音が狂いやすいですが、
こまめに調律しつつピアノの置いている環境を整えてあげると
数年くらいで安定してくる事が殆どです🫶
また、弦の貼り替えをする際にしかできない、
⬇️の記事のような修理もあります。
なんだか音の伸びがないな…。だとか
ビリビリとした雑音がする、音がこもっているなどの
「弾いている時の物足りなさ」は、弦回りの設計が
経年変化で狂ってきている場合があります。
気になった時はぜひ調律師に相談してみてください!
それでは今回もお読みいただきありがとうございました♪